情団連とは、「情報技術関連団体連合会」の略称で、経団連−日本経営者団体連盟−をもじっています。
当初は、「情報処理技術者団体連合会」の略だったのですが、技術士や中小企業診断士、ITコーディネーターまで視野にいれると、「情報技術関連団体連合会」の方が適切と考えています。
趣旨は、情報処理試験合格者や、ITコーディネータ、中小企業診断士、技術士など、情報化や情報技術に関わる各種の団体が自由闊達に情報や意見の交換ができるような仕組みができればいいなというものです。
2.なぜ情団連かここでお話ししたいポイントは2つです。
ひとつは、それぞれの専門家のところには、それぞれ貴重な情報と経験があるということ、
もうひとつは、数は力であるということです。
情報技術に関連する団体は多くあり、それぞれが活発に研究会や勉強会を行っています。
それぞれの持つ情報は、構成するメンバーにより違ったものになりますが、共通な点や参考になることも多いと思います。
また、みなさんは、一つの資格で想定されているような典型的な仕事をされているわけではありません。
実際のお仕事では、シスアドであり、プロジェクトマネージャであり、コンサルタントでもあるでしょう。
そのような実務に役立つ情報が各所にあるのですが、各団体に加入していないとそもそもその存在がわかりません。
また、複数の団体に加入されている方の場合、会費もそれぞれ必要です。結構これもばかになりませんね。
それぞれの団体の情報が流れ、ひとつの団体に所属していれば、他の団体の研究会などの参加の場合に優遇がある、そんな仕組みがあれば個人的にも有意義ですし、そうやって個々のスキルが高まっていけば、社会全体の情報技術活用のありかたも少しずつ変わっていくのではないでしょうか。
もうひとつは、数は力であると言うことです。
情報技術に関わる人たちは、良い意味での徒党を組むのが下手なのではとかねがね思っています。
たとえば、情報処理技術者試験制度の見直しや、スキルスタンダードなどの検討などについて、どの程度現場の意見が反映されているのでしょうか。
もちろん真剣な検討がなされたこととは思いますが、それぞれの団体で検討されたことを持ち寄ってさらにブラッシュアップし、その上で提言できればどうでしょう。
提言の質としても、提言のバックとなる良い意味での政治力も違ってくるとは思われませんか。
圧力団体にしようという意味ではありませんが、たまにはそういう動きが必要なこともあるのではないしょうか。
実務に即した現場で実際に情報技術に関わっているひとの考えが、もっともっといろんな制度に反映されればと思います。
このようなとほうもないことを思いついてから、もう5年以上になります。
ただ、このところトーンダウンしていました。
その理由は、実情として各団体−特に似通った団体の間の障壁が思ったより高く、とうてい実現しそうにないと思われたからです。
ただ、本部はともかく、首都圏以外では、現実にいくつかの交流と連携が行われています。
くわえて、先日あるセミナーで大変ヒントになる考えをいただき、再び元気を取り戻した次第です。
ということで、ヒントをいただいての当面の活動を、情団連フォーラムの実現におきたいと考え、準備に入りました。
詳細は、準備室でもんでから、各団体のネットを通じご案内致しますが、フォーラムの趣旨は以下の通りです。
以上のような仕組みを、ネット上でまず提供し、必要に応じ、オフラインでの会合をもてればと考えております。
もとより、このようなフォーラムを、個人やひとつの団体で運営することは困難です。
ただ、それぞれの団体や地域、テーマをひとつのユニットとして、各ユニットごとに、運営幹事の立候補をいただいて運営すれば、実現は不可能ではないと考えます。
「個」の貢献と交流と連携が、ネットワークという器を通じて、「民」による「公」への貢献の実現、個人から組織、地方から中央への改革の実現に結びつけば、最高です。